刀剣書『古今鍛冶備考』ほか古典籍(和本)などを出張買取いたしました
『古今鍛冶備考 全7巻7冊』『装剣奇賞 全7巻7冊』『築山庭造伝 前後編 全6巻6冊』ほか江戸時代に刊行された和本(古典籍)など古本300冊を出張にて買取りさせていただきました。大切にされていた蔵書をお譲り下さりありがとうございます。
- 出張買取
- 2021年5月23日
地 域 | 東京世田谷区 |
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買取分野 |
【商品詳細】
- 書 名 : 古今鍛冶備考 全7巻7冊
- 著 者 : 山田吉睦
- 発行年 : 文政13年(1830)
書名:装剣奇賞 全7巻7冊
著者:稲葉通竜
発行年:天明元年(1781)
書名:築山庭造伝 前後編 全6巻6冊
著者:北村援琴・秋里籬島
発行年:享保20年(1736)序
書名:聾米古瓷譜
著者:木村助次郎編
出版社:芸艸堂
発行年:大正10年(1921)
書名:喫茶養生記 鎌倉・寿福寺本
著者:鎌倉同人会編
出版社:かまくら春秋社
発行年:昭和54年(1979)
書名:楚辞集注 宋端平刊本 全7冊
出版社:読売新聞社
発行年:昭和48年(1973)
書名:廉堂入蜀画譜
出版社:博文堂
発行年:昭6年(1931)
刀剣関係の江戸時代和本ほか古典籍は専門家や愛好家などから需要があります
古本屋が扱う書籍・紙もののうち、江戸時代までに書写・刊行されたものを古典籍といいます。平安時代の絵巻物や経典、戦国武将の書状、江戸時代に流行した文学作品(黄表紙・草双紙・読本)、歌川広重や葛飾北斎などが手がけた浮世絵、名所図会や細見記などの旅行案内書など様々なものが古典籍に含まれます。
詳しくは取扱分野「江戸期以前の古典籍(和本・唐本・浮世絵・古地図)の買取り」をご覧ください。
長い刃または剣身を備えている武器を刀剣といいます。そのうち日本で作られた片刃のものは日本刀と呼ばれます。刀剣自体は古墳時代以前から製作されていましたが、現在よく知られる刀身の片側に刃がある刀剣は平安時代末期から登場します。
武器の一種である刀剣ですが、その力強く美しい姿は古くから天皇や武士の権威の証や美術工芸品としての価値を持っており、著名な日本刀や刀工は『享保名物帳』や『懐宝剣尺』といった台帳において格付けされています。
こちらの事例で買取りさせていただいた『古今鍛冶備考 全7巻7冊』は『懐宝剣尺』における業物の分類を追加・修正した書物であり、銘・押し形・刀工の経歴が紹介されています。
愛書館中川書房では『本朝鍛冶考 全20巻12冊』『古刀銘盡大全 全9冊』『本朝鍛冶考』『武家必要 本邦刀剣考』など刀剣に関する江戸時代の和本ほか古典籍の出張買取を承っております。刀身だけでなく柄・鍔・鞘といった意匠を凝らした刀装具、来歴・伝承を記した書物、剣術・兵法・武具関係の指南書や巻物なども買取対象となっています。
以前には『慶長以来新刀弁疑 全9巻9冊』『新刃銘尽後集 全8巻6冊』『古刀鍛冶銘尽』『古刀銘鑑』などの刀剣関係の古典籍(江戸時代和本など)を出張にて買取りさせていただきました。刀剣関係の和本ほか古典籍は研究者や愛好家の方などから需要があります。
【当店取扱商品】
『新刀便覧三集』三木光斎/『本朝甲剣録 全3巻3冊』杉本保長編/『本朝新刀一覧』今村幸政/『金鍔奇掇』田中一賀斎
書名:古今銘尽大全 全8巻4冊
出版社:利舎屋喜兵衛版
発行年:元禄15年(1702)
刀剣ほか工芸に関する古本の買取強化中!
このほか愛書館中川書房では『刀剣銘字大鑑 全10冊』『刀剣金工名作集 全8冊』『新刀大鑑 新々刀大鑑 全4冊』『鑑刀日々抄 全4冊』『鐔集成』『古刀・新刀刀工作風事典』など刀剣ほか工芸・美術に関する古本の出張買取も承っております。
『康継大鑑』『幕末関東剣術英名録の研究』『国宝刀剣図譜』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。
書名:日本刀大鑑 全7冊
著者:本間順治ほか監修
出版社:大塚巧藝社
発行年:昭和41年(1966)
愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。詳しくは買取の流れをご覧ください。
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