歌川国貞ほか役者絵・名所絵・武者絵など浮世絵や錦絵を出張買取

四代目歌川国政（梅堂国政、三代目国貞） 「五十三次扇宿附」 3枚続

四代目歌川国政（梅堂国政、三代目国貞）「義経千本桜」3枚続

豊原国周「俳優六花撰」 全6枚

豊原国周「五人男つらね」全5枚

落合芳幾「東京日々新聞 六百八十九号」

歌川芳虎 「書画五拾三駅」全53枚

二代目歌川國輝「旧尋 曜齋輯筆」

楊洲斎周延「鹿児島城激戦図」3枚続

役者絵を中心に名所絵・武者絵・戦争絵・無惨絵など、江戸時代から明治時代にかけて制作・出版された浮世絵・錦絵を貼り付けた折帖を出張買取させていただきました。折帖とは紙を蛇腹状にする製本方法のことです。
こちらの買取事例では、両面に錦絵が貼られている折帖を2冊買取りさせていただきました。合わせて200枚以上の錦絵が貼られています。

歌川国貞ほか役者絵などの浮世絵・錦絵は蒐集家から人気です

歌川国貞は初代歌川豊国の門人にして後に三代目歌川豊国を名乗った江戸時代の浮世絵師です。五渡亭、香蝶楼、一雄斎、琴雷舎、富望山人、国貞舎豊国、雛獅豊国などの画号を用いました。
天明6年（1786）に江戸で生まれた歌川国貞（本名：角田庄五郎）は15歳の頃に歌川豊国の門下に入り、美人画や役者絵、艶本や合巻の挿絵などを手がけました。その作品数は浮世絵師の中で最も多く、1万点以上と言われています。代表作は「浮世名異女図会」「当世美人合」「時世江戸鹿子」「江戸名所百人美女」「星の霜当世風俗」といった美人画のほか、役者絵「豊国漫画図絵」や晩年に制作された歌川広重との合作などが知られています。

四代目歌川国政は三代目歌川国貞の名で知られる、江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵師です。梅堂国政や一寿斎国政とも称しました。
安政5年（1858）に歌川国貞（三代目豊国）に入門し、没後は二代目国貞（四代目豊国）に師事して明治22年（1889）に国貞の名を継ぎました。役者絵のほか文明開化絵や似顔絵、風俗画なども手がけています。役者絵では市川左団次を得意としていたことで知られています。

歌川国貞（三代目豊国）の「東海道五十三駅の内 岡崎八ツ橋村」と四代目歌川国政（三代国貞）の 「五十三次扇宿附」は、ともに東海道五十三次の38番目の宿場である岡崎宿の化け猫を題材とした3枚続の錦絵です。岡崎宿の化猫は四代目鶴屋南北の歌舞伎「独道中五十三駅」に登場したのが始まりで、その後全国的に広まり「全国三大化猫伝説」のひとつとされています。歌川国貞（三代目豊国）は「東海道五十三駅の内 岡崎八ツ橋村」のほか「五十三次ノ内 岡部丸子ノ間宇津谷猫石」「昔語岡崎猫石妖怪」などでも岡崎の化け猫を題材としています。
化け猫のほか天狗や鬼、妖怪、付喪神などの異形の存在が描かれている浮世絵・錦絵は蒐集家の間でも人気があります。

愛書館中川書房では歌川国貞（三代目豊国）「東海道四谷怪談」「仮名手本忠臣蔵」「見立月づくし 廿三夜」「近世水滸伝」、二代目歌川国貞「八犬伝いぬのさうし」「景物美多手十二月」、楊洲斎周延「俳優見立十二ヶ月」など役者絵ほか浮世絵や錦絵といった木版画の出張買取を承っております。芝居絵・桟敷絵・見立絵・似絵・死絵・肖像画・能楽絵・雅楽絵・相撲絵などもお任せください。
以前には歌川国貞（三代目豊国）「役者見立東海道五十三次」、四代目歌川国政（三代国貞）「前太平記擬玉殿」「英優水滸伝」、豊原国周「新富座本普請出来之図」「勧進帳」「伊達全盛花街鏡」などの錦絵ほか浮世絵を出張にて買取りさせていただきました。

【当店取扱商品】

歌川芳艶「頼光雲気を察して足柄山に公時を得る」3枚続

落合芳幾「摂州一ノ谷源平合戦之図」3枚続

役者絵ほか浮世絵・錦絵の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では歌川国貞（三代目豊国）「安倍泰成調伏妖怪図」「雪景色墨田眺望」「二十四好今様美人」「江戸姿八契」、歌川国芳「木曽街道六十九次」「通俗水滸傳豪傑百八人」、歌川広重「江都名所」「小倉擬百人一首」など、役者絵だけでなく美人画・名所絵・風俗画・武者絵・戦争絵・剣豪絵・連作人物画など様々な題材の浮世絵や錦絵の出張買取を承っております。
お手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東地方を中心に全国各地へ無料出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。詳しくは出張買取地域をご覧ください。
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