『仏教美術史論考』ほか美術・工芸関係の古書を出張買取いたしました
『仏教美術史論考』『日本の染織 全23冊』ほか美術・工芸関係の古書を出張にて買取りさせていただきました。大切な蔵書をお譲り下さりありがとうございました。
- 出張買取
- 2017年7月16日
地 域 | 東京武蔵野市 |
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買取分野 |
【商品詳細】
- 書 名 : 日本の染織 全23冊
- 出版社 : 泰流社
- 発行年 : 昭和50年(1975)
『仏教美術史論考』高田修 中央公論美術 昭和44年(1969)
『日本漆工の研究』沢口悟一 美術出版社 昭和41年(1966)
『乾山 四大装飾芸術家の伝統』バーナード・リーチ 水尾比呂志訳 東京美術 昭和42年(1967)
『天然染料の研究 理論と実際染色法』吉岡常雄 光村推古書院 昭和53年(1978)
『原色染織大辞典』板倉寿郎ほか監修 淡交社 昭和52年(1977)
『日本の染色』上村六郎 東出版 昭和49年(1974) 限定1000部
図版の多い美術・工芸関連の書籍は愛好家や蒐集家に人気があります
こちらでは江戸時代の美術や染織などの工芸に関する古書の買取りをいたしました。江戸時代の美術は宗教的要素の強い古代・中世の美術と異なり、世情の安定から裕福な町人層が支援者となったことで世俗化の傾向が強まったのが特徴です。様々な技法を用いて工夫を凝らした作品が数多く制作されました。著名な画派としては狩野派・土佐派・琳派、画家としては狩野探幽・本阿弥光悦・俵屋宗達・与謝野蕪村・渡辺崋山・伊藤若冲・円山応挙・喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳などがいます。日本各地において陶磁や漆工芸などの独自の工芸品が生産されるようになったのも江戸時代からです。染織は工芸品の一種ですが、優れた作品は美術品と認識されています。
美術・工芸に関する大判の古書は、図版が多いほど喜ばれる傾向があり、近年発行されている美術全集などはモノクロよりもカラー図版が多数掲載されている古書の方が人気がございます。一方、戦前など印刷技術が発展途中だった時代では、大きな図版が掲載されていること自体が少なく現存数も限られているため、モノクロ図版であっても需要のあるものもあります。
愛書館中川書房では『尾形乾山 全作品とその系譜 全4冊』『佐川美術資料館浮世絵コレクション 全3冊』『光悦書宗達金銀泥絵 全2冊』『江戸千代紙 全2冊』など美術・工芸関係の古書の出張買取を行っております。以前には『浮世絵派画集 全5冊』『秘蔵浮世絵大観 全16冊』『古板江戸図集成 全5冊』『大江戸芝居年中行事』『古代遠州木綿縞 全100枚』『染織大鑑 全10冊』『密教美術大観 全4冊』などの買取りをさせていただきました。
葛飾北斎や歌川広重の浮世絵、明治時代の建物・風景を描いた錦絵・版画などの出張買取も承っておりますので、お手元に気になる紙ものがありましたらお気軽にご相談ください。
【当店取扱商品】
『古書に見る近世日本の染色』後藤捷一 大阪史談会 限定270部/『円山応挙画集 全2冊』源豊宗監修 京都新聞社/『琉球漆工芸』荒川浩和・徳川義宣 日本経済新聞社
『光琳・乾山関係文書集成 全2冊』佳友慎一編 芙蓉書房出版 平成8年(1996)
『光琳・乾山関係文書集成第2集 尾形乾山手控集成 下野佐野滞留期記録』佳友慎一・渡邉達也編 芙蓉書房出版 平成10年(1998)
書名:都乃喜鶏合之図 3枚続
著者:揚州周延(橋本直義) 彫工銀次郎
出版社:山村鑛次郎
発行年:明治14年(1881)
かるたやこけしなど美術性の高い玩具や関連する古書の買取強化中!
愛書館中川書房では『有職玩具 全5冊』『百人一首 光琳かるた』『武井武雄愛蔵こけし図譜』『武井武雄刊本作品 全139冊』(限定300部私家版・和綴じ豆本・専用箱入)など、美術性の高い玩具やそれに関する古書の出張買取も承っております。
書名:有職玩具 全5冊
著者:聚集会編
出版社:芸艸堂
発行年:昭和9年(1934)
備考:彩色木版60図入
愛書館中川書房は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県を中心に全国どこでも無料で出張買取いたしております(内容・量・地域によっては買取りができない場合があります)。当店の出張買取ではお客様が持ち運んだり箱に詰める必要はありません。机や床に本が山積みとなっているような整理前の状態でも、お気軽に出張買取専用フリーダイヤルまでお電話ください。
【古書出張買取専用フリーダイヤル 0120-489-544】
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※一部商品において、お引取り等が出来ない商品もございますことをご了承ください。