『古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト

神保町さくらみちフェスティバル(春の古本まつり)2019

愛書館中川書房も参加させていただいた「神保町さくらみちフェスティバル」が先日無事に終了いたしました。2019年は3月29日(金)から3月31日(日)の3日間に開催され、短い期間ではありましたがたくさんのお客様が神田神保町にお越し下さり、大盛況のまま終了となりました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

東京都千代田区神田神保町の古書店街では年に2回、春(3月末)と秋(10月末~11月頭)に古本まつり(ワゴンセール)が開催されます。千代田区には皇居や千鳥ヶ淵緑道、靖国神社といった桜の名所があり、3月下旬から4月上旬には桜を求めてたくさんの花見客がいらっしゃいます。

桜の開花時期に合わせて開催されるのが「千代田のさくら祭り」であり、春の古本まつりとして知られる「神保町さくらみちフェスティバル」です。

2019年の春の古本まつりには神田神保町の古本屋を中心として古書組合に所属している近郊の古本屋が出店、靖国通り沿い歩道の専大前交差点付近から三省堂書店様の付近までに80台以上のワゴンが並びました。愛書館中川書房は例年と同じく神田神保町本店のすぐそば、南海堂書店様の前に出店させていただきました。

愛書館中川書房では、3月に入ると春の古本まつりの準備が進められます。
今回は単行本・文庫本・新書をご用意いたしました。

春の古本まつりでは初日の朝にワゴンが設置されるため、各古書店はワゴン設置から神保町さくらみちフェスティバル開催の10:00までの間に設営を行います。
愛書館中川書房では、前日の夜に積み込み作業を行い、初日の9:00から設営を行いました。

春の古本まつりのワゴンには書棚が設置されていないため、書店ごとにお客様の見やすさを考慮しつつ本を並べていきます。愛書館中川書房では岩波文庫・講談社学術文庫・講談社文芸文庫・ちくま文庫・ちくま学芸文庫ほか学術系といわれる文庫本、岩波新書・中公新書・文春新書・ちくま新書ほか新書、歴史・文学・哲学・思想・美術・理工学・社会科学ほか様々な分野の単行本、といった古本を中心に陳列いたしました。

なお、靖国通り沿い歩道の設営と同時進行で愛書館中川書房神田神保町本店の店頭に設置している木箱やワゴンの中身も大幅入れ替えいたしました。

10:00になると「神保町さくらみちフェスティバル」がスタート!
目玉となるワゴンセール「春の古本まつり」会場では、初日からたくさんの方々が熱心に各書店のワゴンを覗き込んでいらっしゃいました。

11:00からは休憩所「さくら茶屋」での甘酒の無料サービスが始まります。期間中は3月末とは思えない気温の低さだったため温かい甘酒を求めてたくさんの方がご利用くださり、終了予定時刻より早くに配布終了、閉店となりました。
なお、今年は中川書房のスタッフもお手伝いさせていただき、最後は甘酒で乾杯。

また、最終日である3月31日(日)では春の古本まつりの会場である靖国通りから一本入った場所(愛書館中川書房神田神保町本店の斜め向かい)にある住友商事神保町ビル1階ピロティにて、神保町さくら通り実業会主催「神保町さくら通りもちつき大会」も開催されました。
お子様連れのご家族や外国の方など会場に集まった大勢の方が餅つきを楽しみ、つきたてのお餅を堪能され、賑やかな空間となりました。つきたてのお餅は柔らかく、美味しかったです。


3日間はあっという間に過ぎ、3月31日(日)18:00に神保町さくらみちフェスティバルは終了。

その後は各古書店による撤収作業が始まります。陳列していた古本を紐で縛って運び出したあとは、業者の方々がワゴンを撤去してくださいました。

2019年の神保町さくらみちフェスティバル・春の古本まつりは昨年と異なり快晴とはいきませんでしたが雨は降らず、会期中には大勢のお客様にご来場・ご来店いただきました。今年も無事に春の古本まつりを終えることができ、お客様やご協力くださった各業者様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

次に神田神保町古書店街で開催される古本まつりは「第60回東京名物神田古本まつり」です。開催期間や同時開催されるイベントの詳細などは、決まり次第こちらでお知らせいたしますのでどうぞお楽しみに!

カテゴリ:神田古本まつり

このページのTOPへこのページのTOPへ

専用フリーダイヤル 0120-489-544

※電話・メール相談の前に必ずこちらからご利用方法をご確認ください。
※一部商品において、お引取り等が出来ない商品もございますことをご了承ください。