『古書の街』神田神保町の古本屋・愛書館中川書房の古本・古書買取サイト
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東京都杉並区荻窪や高円寺など杉並区全域に古本の出張買取にお伺いしております
東京都杉並区荻窪や高円寺など杉並区全域に古本の出張買取にお伺いしております。過去には東京都杉並区荻窪にて作家の草稿や初版本・署名本ほか日本・海外の文学書など2000冊を買取り。杉並区高円寺にて美術、歴史、洋書など400冊、政治学や社会学に関する専門書など1000冊を買取り。杉並区阿佐ヶ谷にて音楽や映画など500冊を買取り。杉並区浜田山にて鉄道・切手など趣味に関する本や写真集ほか1500冊などの古書を買取りさせていただきました。
蔵書整理や遺品整理、引っ越しやリフォームなどに伴う本の整理、研究室や資料室の整理などの際にはぜひ当店の出張買取専用フリーダイヤルまでお気軽にご相談ください。全国無料で出張買取にお伺いいたします(尚、内容や量や出張地域によりお伺い出来ない場合があります)。
杉並区にゆかりのある人物や場所
書名 | 井伏鱒二全集 全30冊 |
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出版社 | 筑摩書房 |
発行年 | 平成8年(1996) |
書名 | 井伏鱒二自選全集 全13冊 |
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出版社 | 新潮社 |
発行年 | 昭和60年(1985) |
杉並区の荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺の中央線沿線には、大正末から昭和にかけて多くの作家や文学者などが移り住みました。井荻町(いおぎまち・現杉並区北西部)には昭和2年(1927)には『山椒魚』や『黒い雨』などで有名な井伏鱒二が、昭和2年から3年にかけては『機械』や『上海』などで有名な横光利一が、昭和2年から9年にかけては『安住の家』や『聖ヨハネ病院にて』などで有名な上林暁が天沼に、昭和4年6月から昭和5年にかけては『測量船』や『春の岬』などで有名な三好達治も天沼にそれぞれ居を構えていました。また、太宰治が自身のペンネームを使い始めたのも中央線沿線に引っ越してからでした。中央線沿線は作家「太宰治」が誕生した地なのです。
杉並区に移り住んだ作家や文学者たちは阿佐ヶ谷会という将棋や酒宴の会を結成し、多くの文士が阿佐ヶ谷周辺に集りました。彼らは日々「支那料理店ピノチオ」に集まり歓談していました。ピノチオはそのメニューの値段が安かったことやツケや借金がきくことが当時貧しかった作家たち重宝されたそうです。
阿佐ヶ谷会の中心となった井伏は自身が過ごした荻窪の昭和2年から50年間にわたる変遷を『荻窪風土記』に綴りました。晩年、井伏が自分の作家人生を振り返りながら、時世の大きなうねりの中に荻窪の風土と市井の変遷を捉えて、その土地で生まれ育った人や文学仲間との交遊を綴った、半生の思いをこめた自伝的長編です。
書名 | 特別展 与謝野晶子 |
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著者 | 堺市博物館編 |
出版社 | 堺市博物館 |
発行年 | 昭和59年(1984) |
荻窪には歌人与謝野晶子が晩年、夫鉄幹と居を構えていました。与謝野晶子といえば歌集「みだれ髪」や「君しにたまふことなかれ」で有名ですが、詩作だけでなく評論活動も意欲的に行なっており、評論家としても大きな足跡を残しました。与謝野晶子・与謝野鉄幹夫妻が住んでいた場所は現在、「与謝野公園」という名の文学公園として多くの人に愛されています。荻窪駅から徒歩10分ほどにあります。開園当時は「南荻窪中央公園」でしたが、平成24年(2012)に整備されて「与謝野公園」と名称を改めました。現在、園内には短歌が記された14基もの歌碑や、住居の間取り図が載ったレリーフが設置されています。さらに、与謝野公園からほど近い、杉並区立桃井第二小学校の校歌は晶子が作詞をしたものです。はじめは夫の鉄幹が校歌の作詞を依頼されていましたが、鉄幹が亡くなり、晶子が引き継ぎました。
かつて阿佐ヶ谷と高円寺の間は「馬橋」という地名がありました。馬橋には『蟹工船』以来、プロレタリア文学の名手として活躍した小林多喜二が住んでいました。しかし、昭和37年(1962)に「市街地のすべての建物に番号をつけて、分かりやすくする」という目的で住居表示法が公布され、馬橋は昭和40年以降に高円寺と阿佐谷に分けられ、この地名は現在残っていません。
詩人中原中也は、馬橋に住んでいた小林秀雄との出会いをきっかけに大正14年(1925)に高円寺へと引っ越します。彼も阿佐ヶ谷会が集まる「ピノチオ」に通っており、代金をツケにしてソバを食べていたといわれています。
書名 | 小林多喜二文学館 付録1 追悼号・新聞 全4冊 |
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出版社 | ほるぷ出版 |
書名 | 新編 中原中也全集 全12冊 |
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出版社 | 角川書店 |
発行年 | 平成12年(2000) |
杉並区立郷土博物館開館10年目の節目に開設された杉並文学館では、井伏鱒二などのゆかりの深い阿佐ヶ谷文士たちを中心に、杉並に暮らした作家たちを紹介しています。自筆原稿や書簡、井伏鱒二が後年愛用した釣竿などの愛用品を展示しています。
当店では文学関係の専門書・初版本・原稿・草稿・色紙など、文学関係の古書を出張にて買取させていただきます。
東京都杉並区イベント情報
- ☆1月中旬 古札奉焼祭
- ☆2月中旬 高円寺演芸まつり
- ☆3月中旬 西荻ラバーズフェス
- ☆4月下旬 高円寺びっくり大道芸
- ☆6月上旬 西荻茶散歩
- ☆7月下旬 湯の花神楽 久我山稲荷神社で行われ、八雲大神を祀り、湯の花神楽を奉納して健康を祈願する夏祭りが行われます。
- ☆8月上旬 阿佐ヶ谷七夕祭 阿佐谷パールセンター商店街で行なわれ、商店街の方が手作りで作られる名物のハリボテとさまざまな露店が出店されます。
- ☆8月下旬 東京高円寺阿波おどり 昭和32年に高円寺の街の賑わいを求めて一つの商店街で始まりました。現在では1万人が踊り100万の歓声が響く、東京の夏を代表する風物詩です。
- ☆9月上旬 荻窪白山神社祭礼 ここの神様のお告げで社前に生える萩で作った箸で食事をしたら歯痛が治ったという言い伝えがある荻窪白山神社で、7日には神輿渡御、夜は奉納演芸、8日に例大祭神事が行われ、里神楽が奉奏されます。100人以上の地域の女性が担ぎ手となる女神輿が有名です。
- ☆9月中旬 馬橋稲荷神社例大祭 4年に1度、昭和40年の住居表示改正によって馬橋の地名が無くなったことを惜しんで、馬橋神社名としたという馬橋稲荷神社の本祭です。
- ☆10月中旬 阿佐谷ジャズストリート 地元のジャズ愛好家やまちづくりグループが中心となって始まった「阿佐谷ジャズストリート」。街全体がジャズで溢れかえります。
- ☆11月 トロールの森
- ☆11月上旬 すぎなみフェスタ
東京都杉並区全域への出張買取り強化中!
愛書館中川書房では、写真の予定表のように一日1~4件、年間1,000件近く古本の出張買取りにお伺いさせて頂いております。
東京都杉並区はもちろん、近隣の練馬区・世田谷区・中野区・渋谷区・武蔵野市・三鷹市などにもお伺いいたします。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を中心に、日本全国出張費無料で古本・古書の出張買取を行っております。古書業界歴20年以上の経験豊富な店主・店長が年中無休でお伺いいたします(尚、内容や量や出張地域によりお伺い出来ない場合があります。)
ぜひお気軽に買い取り専用フリーダイヤルまでお電話ください。
【古本出張買取専用フリーダイヤル 0120-489-544】
買取事例は過去のものも含めてご案内しております。
買い取りをご依頼の際に参考にしていただければ幸いです。