行先表示板(サボ)・国鉄信号灯ほか鉄道部品を出張買取いたしました
駅名標・行先表示板(サボ)・国鉄信号灯・懐中電灯ほか鉄道部品を出張にて買取りさせていただきました。大切にされていた貴重な品をお譲りいただき誠にありがとうございました。
- 出張買取
- 2024年5月31日
地 域 | 東京杉並区 |
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買取分野 |
【商品詳細】
- 書 名 : 行先表示板(サボ)外房線・総武本線など
サボ(行先表示板)や信号灯ほか鉄道部品やグッズなどは鉄道ファンから喜ばれます
日本の鉄道は明治5年(1872)に新橋・横浜間で正式開業したことから始まりました。当時は「官鉄」と呼ばれる明治新政府主体の官設鉄道でしたが、明治39年(1906)の鉄道国有法公布により国有鉄道という総称になり、略称である「国鉄」という呼び方が広まっていきます。その後、昭和62年(1987)の国鉄分割民営化によって国鉄は分割され、北海道・東日本・東海・西日本・四国・九州のJR旅客6社とJR貨物が発足しています。
明治時代以降、鉄道網が広がったことに伴い列車の運転本数や駅が徐々に増えていきました。こうしたことから利用客への行き先案内が必要となり、車体の側面に行き先を記した札を吊るし、これを手作業で取り替えていく方法が誕生しました。この行先表示板のことを「サボ」といいます。サボは国鉄で正式な電報略号として用いられており、サインボードやサイドボードの略称と言われています。行先表示板(サボ)がいつから掲出されていたかの詳細は分かっていませんが、鉄道の運行開始直後の資料などからは行先表示板(サボ)は見られず、20世紀に入る頃から普及し始めたのではないかと考えられています。
国鉄時代の行先表示板(サボ)はサイズ・材質・字体などが決まっており、原則縦15cm・横60cmのホーロー加工がされた鉄板で、設置方法は吊り下げ式・落し込み式・差込式などがあります。紺色に白色の文字が一般的でしたが、昭和42年(1967)以降は客車は黒色に白色の文字、気動車はクリーム色に黒色文字、電車は白色に黒色文となり、書体もそれまでの楷書体から昭和29年(1954)に丸ゴシック体、昭和35年(1960)にはすみ丸角ゴシック体へと変わっています。これは「国鉄フォント」などと呼ばれ、今なお親しまれています。
現在では板やボードを使った行先表示板は減り、LEDや電照式が主流となったことで「サボ」という表現は少なくなりましたが、現在でも一部の車両で掲出が行われていることもあり、そうしたものを探し歩くことを趣味とされている鉄道ファンも多くいらっしゃいます。
愛書館中川書房では行先表示板(サボ)のほか、駅名標・種別板・ナンバープレート・行先幕・方向幕・木製看板・ホーロー看板、信号灯・懐中電灯・ブレーキハンドル・改札鋏・汽笛ホイッスルいった様々な鉄道部品やグッズの出張買取を承っております。
廃線となってしまった路線や閉鎖した鉄道会社、地方のローカル線や名前が変更となった駅のものなど、現存する数が少なく希少性の高いものは特に蒐集家や愛好家から喜ばれるものとなっています。
整理や売却をお考えの鉄道部品やグッズ、関連書籍などございましたら、処分してしまう前に愛書館中川書房までお気軽にご相談ください。
サボ(行先表示板)ほか鉄道グッズ関係の買取事例については「標識灯やサボ(行先表示板)ほか鉄道部品・グッズを出張買取いたしました」「鉄道関係の古本・紙もの・グッズ等、3tトラックで大量出張買取」なども合わせてご覧ください。
サボ(行先表示板)などの鉄道部品ほか、鉄道に関する古本・紙ものの買取強化中!
このほか愛書館中川書房では『日本鉄道史 全3冊』『スワローエンゼル 函館本線C62重連の実像 全2冊』『草軽電気鉄道』『簡易軌道写真帖』『日本国有鉄道蒸気機関車設計図面集』『南海鉄道発達史』など鉄道部品やグッズのほか鉄道に関する古本、時刻表・硬券・記念乗車券・明細図・竣功図・作業ダイヤ・生写真・絵葉書・駅弁の包装紙(掛紙)といった紙もの出張買取も承っております。
『日本国有鉄道民営化に至る15年』『阿武止氏機関車』『水の都の赤い電車』『上越線水上石打間工事誌 全5冊』『復刻版 明治鉄道開業時刻表』『視録国鉄電気機関車 小寺康正写真集 全2冊』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。
書名:国鉄貨車形式図集 全2冊
著者:鉄道史資料保存会編
出版社:鉄道史資料保存会
発行年:平成4年(1992)
愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。
当店の出張買取は事前予約制となっております。遠方への出張買取、5000冊・10000冊といった大量買取、そのほかご不明な点につきましても下記フリーダイヤルへお気軽にお問い合わせください。
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