神奈川県相模原市にて音楽関係の古本を大量出張買取

『コントラバスの歴史』アルフレッド・プラニャウスキー 田中雅彦ほか訳 全音楽譜出版社

数千冊・数万冊といった規模の大量の古本の出張買取は愛書館中川書房へお任せください

愛書館中川書房では東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県といった都内近郊を中心に、全国各地へ出張買取にお伺いしています。
こちらの買取事例は神奈川県相模原市のお客様から、音楽関係のお仕事をされていた方の蔵書整理でご依頼いただきました。

相模原市は神奈川県内で横浜市、川崎市に次ぐ人口を有する政令指定都市です。神奈川県には相模原台地と呼ばれる台地があり、そのうちの北半分が現在の相模原市に属しています。相模原台地で新田開発が行われたのは江戸時代中期のことで、幕末から大正時代にかけては養蚕が盛んになり桑畑が一面に広がりました。しかし世界恐慌の影響により昭和時代初期には生糸貿易が衰退し、近郊農業が主体となりました。
そして当時、東京の近くに地価が安くて広大な平坦地が広がっていることに目を付けたのが大日本帝国陸軍です。昭和12年（1937）に陸軍士官学校を東京の市ヶ谷台から新磯村（現在の相模原市南区）へと移転させたことを機に、神奈川県が主体となって区画整理がされ軍都計画が進められました。1万人以上の軍人・工員が戦車などを生産した相模陸軍造兵廠、軍関連の施設・工場で働く労働者と家族のために作られた相模原集団住宅のほか、陸軍電信第一連隊、臨時東京第三陸軍病院、陸軍兵器学校、陸軍通信学校なども建設されています。
これらの施設は第二次世界大戦後に在日アメリカ軍の施設に転換されたり、公園や教育機関、団地へと再開発されました。現在、陸軍士官学校はキャンプ座間（米軍基地）に、相模陸軍造兵廠は在日米陸軍相模総合補給廠に、陸軍電信第一連隊は在日米陸軍相模原住宅に、臨時東京第三陸軍病院は国立相模原病院や相模原市立相模台中学校などに、陸軍兵器学校は麻布大学や防衛装備庁陸上装備研究所などに、陸軍通信学校は相模女子大学や相模原市立大野南中学校などに変化しています。
軍都や米軍基地の街として発展した相模原町は昭和29年（1954）に相模原市となり、当時8万人だった人口は令和5年（2023）10月1日時点で72.5万人を超えています。戦後に市制が施行された市としては初めての政令指定都市であり、現在も成長を続けている自治体です。

愛書館中川書房から相模原市へは車でおよそ1時間ほどの距離になります。
事前のお電話でもたくさんの蔵書がある旨はお聞きしていましたが、実際にお伺いすると収集された書籍が本棚にぎっしりと詰まっていました。
出張買取のご依頼をいただく際に「何か準備しておくことはありますか？」とご質問をいただくことがありますが、こちらの写真のように書籍は全て「本棚に入れたまま」「床に積んだまま」「箱に入ったまま」の状態で大丈夫です。お客様が重い本を運んだり、箱に詰める必要はありませんのでご安心ください。全て当店の買取り担当が作業させていただきます。

こちらの買取事例のような数千冊・数万冊規模の書籍の出張買取につきましては「大量出張買取 －蔵書整理・遺品整理・引越し－」をご覧ください。たくさんの写真とともに、実際の大量出張買取の様子を詳しくご紹介しています。

また、相模原市への大量出張買取事例については「『文人画粋編』ほか書道関係の古書を大量出張買取いたしました」も合わせてご参照ください。

相模原市・横浜市・川崎市など神奈川県への古本の出張買取は愛書館中川書房へご相談ください

東京都千代田区の神田神保町に本店を構える愛書館中川書房では、相模原市だけでなく、横浜市・川崎市・藤沢市・横須賀市・平塚市・茅ヶ崎市・大和市・厚木市・小田原市など神奈川県全域に出張買取に伺っています（書籍の内容・量によっては出張や買取りができない場合があります）。また、東京都・千葉県・山梨県・静岡県といった隣接する都県のほか、関東地方・中部地方・東北地方・近畿地方など全国各地への出張もお気軽にご相談ください。

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