ハヤカワ・ポケット・ミステリほか探偵小説・推理小説の古本を大量出張買取

ハヤカワ・ポケット・ミステリ

書名：世界ミステリ全集
出版社：早川書房
発行年：昭和47年（1972）

書名：世界探偵小説全集 全45冊
出版社：国書刊行会
発行年：平成6年（1994）

『世界推理小説全集 全80冊』東京創元社
『ディクスン・カー作品集 全12冊』東京創元社

『世界推理小説大系 全25冊』東都書房
『日本推理小説大系 全16冊』東都書房

書名：幻影城 創刊号～ 全69冊
出版社：幻影城
発行年：昭和50年（1975）

書名：角田喜久雄全集 全13冊
著者：角田喜久雄
出版社：講談社
発行年：昭和45年（1970）

『論創海外ミステリ』 論創社

『ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ』原書房
『KAWADE MYSTERY』河出書房新社
『幻の探偵小説コレクション』晶文社

ちくま文庫 筑摩書房
『怪奇探偵小説名作選 全10冊』日下三蔵編
『明治探偵冒険小説集 全4冊』伊藤秀雄 編

『国枝史郎伝奇全集 全7冊』国枝史郎 未知谷
『鮎川哲也探偵小説選』鮎川哲也 論創社
『横溝正史自選集 全7冊』出版芸術社
『山本周五郎探偵小説全集 全7冊』作品社

『国枝史郎探偵小説全集』国枝史郎 末國善己編 作品社
『思考機械 完全版 全2冊』ジャック・フットレル 平山雄一訳 作品社
『隅の老人』バロネス・オルツィ 平山雄一訳 作品社
『マーチン・ヒューイット』アーサー・モリスン 平山雄一訳 作品社

『暗闇坂の人喰いの木』島田荘司 講談社
『復讐の白き荒野』笠井潔 講談社
『ブラック・マスクの世界 全6冊』小鷹信光編 国書刊行会

『白魔』ロジャー・スカーレット 板垣節子訳 論創社
『ゴーレム100』アルフレッド ベスター 渡辺佐智江訳 国書刊行会
『ミステリーの魔術師』有村智賀志 北の街社
『十五号車の男』黒羽英二 河出書房新社

『明治の探偵小説』伊藤秀雄 晶文社
『愛蔵版 グイン・サーガ 全3冊』栗本薫 早川書房
『中井英夫作品集 全11冊』中井英夫 三一書房
『幻影城 探偵小説評論集 覆刻』江戸川乱歩 沖積舎

『筒井康隆全集 全24冊』筒井康隆 新潮社
『江戸川乱歩全集』江戸川乱歩 講談社

『世界SF全集 全35冊』早川書房
『現代推理小説大系 全19冊』講談社
『海外探偵小説 作家と作品』江戸川乱歩 早川書房

『小栗虫太郎全作品 全9冊』小栗虫太郎 沖積社
『鬼が来たりてホラを吹く カッパ・ノベルス』折原一 光文社
『悪魔の選択 上下2冊』フレデリック・フォーサイス 篠原慎訳 角川書店

『現代推理小説の歩み』サザランド・スコット 長沼弘毅訳 東京創元社
『エラリー・クイーン論』飯城勇三 論創社
『火星の魔術師 探偵クラブ』蘭郁二郎 図書刊行会
『探偵小説と叙述トリック』笠井潔 東京創元社

『平林初之輔探偵小説選 全2冊』平林初之輔 論創社
『ミステリの女王の冒険』エラリー・クイーン原案 飯城勇三編 論創社
『ミステリーの愉しみ 全5冊』立風書房
『恐ろしき凝視 復刻版 創作探偵小説集』甲賀三郎、春陽堂書店

『海外ミステリ Gem Collection 全16冊』長崎出版
『推理小説の歴史はアルキメデスに始まる』フレイドン・ホヴェイダ 三輪秀彦訳 東京創元社
『月が昇るとき 晶文社ミステリ』グラディス・ミッチェル 好野理恵訳 晶文社
『歌うダイアモンド 晶文社ミステリ』ヘレン・マクロイ 好野理恵他訳 晶文社

『クイーンの定員 傑作短編で読むミステリー史 全3冊』エラリー・クイーン 各務三郎編 光文社
『ウッドハウス・コレクション 全14冊』P・G・ウッドハウス 国書刊行会
『幻魔大戦 愛蔵版 全8冊』平井和正 徳間書店

『冒険小説・ミステリー・ロマンス』J.G.カウェルティ 鈴木 幸夫翻訳 研究社出版
『世界幻想文学大系 全55冊』国書刊行会
『海野十三全集 全15冊』三一書房
『江戸川乱歩全集 全25冊』講談社

全集・叢書・雑誌・初版本・署名本・限定版・特装版といった推理小説・探偵小説・ミステリ関係の古本は蒐集家や愛好家などから需要があります

文芸作品のひとつである小説には私小説・恋愛小説・冒険小説・幻想小説（ファンタジー）・怪奇小説（ホラー）・SF小説（サイエンスフィクション）・歴史小説など様々な分野がありますが、そのうち事件や犯罪を合理的に解決していく作品を推理小説といいます。
なお、「推理小説」という言葉は戦後まもなくに小説家の木々高太郎・江戸川乱歩・水谷準によって考案されました。「探偵小説」や「ミステリ小説」とも呼称されます。

推理的な要素を含む文学作品は『旧約聖書』や『アエネーイス』など紀元前から存在していましたが、現在一般的に推理小説と呼ばれるような作品を執筆したのはアメリカの小説家エドガー・アラン・ポーといわれています。1841年に発表された短編「モルグ街の殺人」が推理小説の始まりにして、密室殺人を扱った最初の推理小説です。「モルグ街の殺人」に登場するC・オーギュスト・デュパンは世界初の名探偵であり、その人物像はアーサー・コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズほか様々な作品の探偵役に影響を与えています。
なお、推理小説や探偵小説といったジャンルには警察組織の存在が大きく、史上初の推理小説が1841年に発表された背景には、1829年に首都警察法が成立してロンドン警視庁が設置され1830年代にイギリスの警察機構が整備されたことが大きく影響していると考えられています。
エドガー・アラン・ポーの後はウィルキー・コリンズ、ガストン・ルルー、アーサー・コナン・ドイル、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、モーリス・ルブラン、ディクスン・カーほか様々な作家が推理小説の分野で活躍し、本格長編作品や短編作品、怪盗もの、犯罪小説、スパイ小説といった作品を生み出しています。

一方、日本で最初の推理小説は明治22年（1889）に黒岩涙香が発表した短編小説「無惨」です。大正時代には江戸川乱歩が「明智小五郎」や「少年探偵団」シリーズなどで探偵小説・推理小説の知名度を上げました。また、「シャーロック・ホームズ」シリーズに影響を受けた岡本綺堂が探偵小説の要素を取り入れた捕物帳「半七捕物帳」シリーズの執筆を始めています。
昭和時代初期には、のちに「日本探偵小説三大奇書」と呼ばれることになる夢野久作『ドグラ・マグラ』、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』が刊行されたほか、海野十三、久生十蘭、谷崎潤一郎などが推理小説の作品を発表しました。第二次世界大戦中は言論統制や出版社による自粛の影響により推理小説や探偵小説は世間から弾圧されましたが、事前検閲の対象外となる海軍省外郭団体の会報など一般読者は手に入れることのできない媒体では江戸川乱歩や小栗虫太郎、大下宇陀児などが会員として作品を発表しています。
戦後は仇討ちなど復讐を賛美する要素はGHQ（連合国軍最高司令官総司令部）の検閲で禁止されましたが、時代小説をよく書いていた横溝正史はGHQによる検閲を機に「金田一耕助」シリーズの執筆を始め、これが本格推理長編小説が再興するきっかけになりました。日本推理小説界の立役者でもある江戸川乱歩のもとには出版関係者や作家が数多く来訪し、昭和22年（1947）には江戸川乱歩を会長とした「探偵作家クラブ」が設立されます。推理小説や探偵小説の普及・発展のための組織であり、現在は日本推理作家協会として日本推理作家協会賞（年間最優秀作品賞）や江戸川乱歩賞（長編推理小説の公募新人賞）の主催などを行っています。なお、受賞作家には横溝正史、香山滋、坂口安吾、山田風太郎、高木彬光、大坪砂男、大下宇陀児、氷川瓏、日影丈吉、松本清張、角田喜久雄、鮎川哲也、水上勉、星新一、陳舜臣、夏樹静子、西村京太郎、仁木悦子、胡桃沢耕史、皆川博子、小池真理子、綾辻行人、宮部みゆき、京極夏彦、東野圭吾、有栖川有栖、恩田陸などがいます。

愛書館中川書房では『新作探偵小説全集 全10冊』『コナン・ドイル全集 全8冊』『ポケット探偵叢書』『少年少女最新探偵長編小説集』ほか全集・叢書、『新青年』『真珠』『妖奇』『黒猫』『ぷろふいる』ほか探偵・推理小説雑誌、江戸川乱歩『孤島の鬼』『怪人二十面相』や小栗虫太郎『黒死館殺人事件』『二十世紀鉄火面』ほか有名作品の初版本など、推理小説・探偵小説・ミステリ小説に関する様々な古本の出張買取を承っております。
以前には『創作探偵小説集』『日本名探偵文庫』『世界探偵傑作叢書』といったシリーズもの、大下宇陀児『幽霊薬局』、横溝正史『薔薇と鬱金香』、大坪砂男『閑雅な殺人』などの古本を出張にて買取りさせていただきました。
特装版や限定版といった通常とは異なる装幀の作品や、作家の直筆署名（サイン）入り初版本なども愛好家や蒐集家などから人気がありますので、ご自宅やご実家に眠っている古本がありましたらお気軽にご相談ください。

【当店取扱商品】

書名：宝石
著者：城昌幸・江戸川乱歩ほか編
出版社：岩谷書店 宝石社
発行年：昭和21年（1946）～

書名： 大坪砂男全集 全4冊 （創元推理文庫）
著者：大坪砂男 日下三蔵編
出版社：東京創元社
発行年：平成25年（2013）

書名：戯曲 黒蜥蜴
著者：三島由紀夫
出版社：牧羊社
発行年：昭和45年（1970）
備考：限定署名本350部 毛筆署名入

池波正太郎脚本草稿（直筆原稿）「剣客商売」昭和50年

探偵・推理・ミステリ・怪奇・SFなど近代文学に関する古本の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『毎日新聞SFシリーズ 全16冊』『新編 日本幻想文学集成 全9冊』『怪奇スリラー選書』『太郎の旅 月世界のたんけん 全2冊』ほか、探偵小説・推理小説・ミステリだけでなく冒険小説・幻想小説・怪奇小説・SF小説など様々な内容の近代文学の小説の古本の出張買取も承っております。
『小波お伽全集 全15冊』『創作SFえほん 全12冊』『黑石怪奇物語集』『幻奇小説 世界神秘郷』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：少年冒険小説全集 全15冊
著者：吉川英治・三津木春影・佐川春風・行友李風・高垣眸・横溝正史・野村胡堂
出版社：平凡社
発行年：昭和4年（1929）

書名：アメージング・ストーリーズ 怪奇小説叢書 全7冊
出版社：誠文堂新光社
発行年：昭和25年（1950）

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東地方を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。こちらの買取事例のように数千冊・数万冊規模の蔵書も出張にて買取りしていますので、詳しくは大量出張買取をご覧ください。
なお、当店の出張買取は予約制となっています。蔵書の整理・処分をお考えの方はまず一度下記の買取専用フリーダイヤルへお電話ください。
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