『解読 近世書状大鑑』ほか古文書関係の古本を出張買取いたしました

書名：内閣文庫影印叢刊 朽木家古文書 全2冊
著者：国立公文書館内閣文庫
出版社：国立公文書館内閣文庫
発行年：昭和52年（1977）

書名：江戸版本解読大字典
著者：根岸茂夫監修
出版社：柏書房
発行年：平成12年（2000）

書名：古文書大字典
著者：浅井潤子・藤本篤編著
出版社：柏書房
発行年：昭和62年（1987）

書名：古文書はじめの一歩
著者：油井宏子
出版社：柏書房
発行年：平成20年（2008）

古文書やそれに関する学術専門書は専門家などから需要があります

近世以前に作成された特定の対象へ向けての文書を歴史学では「古文書」といいます。主に日本史学で多用される用語であり、その他の分野では「文書史料」「文書」とも呼ばれています。
日本では飛鳥時代にあたる大宝元年（701）に制定された大宝律令において文書の様式が正式に定められ、以後院政期までは「公式様文書」と言われるこの様式が用いられました。詔書や勅旨といった天皇による勅命、上位の役所が下位の役所に出す「符」などがそれに当たります。しかし次第に簡略化され、詔書や勅書の手続きを簡略化した「宣旨」や勅命を弁官や蔵人が天皇の意思を受けて代わりに発給する「綸旨」といった「公家様文書」が生まれます。
鎌倉時代には本格的な武家政権による統治が開始されるとともに武士も様々な文書を発行することになり、公家様文書を元にした「武家様文書」と言われる様々な文書が生み出されました。将軍または政所が発給する最高格の文書を「下文」と言い、将軍が一般の政務で出す伝達用は「御教書」と言います。また、花押の代わりに判を押す「印判状」も生まれました。
なお、下位の者が上位に対して出す文書は時代を問わず「上申文書」と言います。

愛書館中川書房では『大日本古文書 既刊229冊』『金沢文庫古文書 全19冊』『中井家文書の研究 内匠寮本図面篇 全10冊』『豊後国荘園公領史料集成 全12冊』『鶴岡八幡宮古文書集』など古文書に関する古本の出張買取を承っております。
以前には『日本古文書学論集 全13冊』『図書寮叢刊 九条家文書 全7冊』『新訂黒田家譜 全8巻12冊』『曹洞宗古文書 全3冊』『落款花押大辞典 全2冊』『越前若狭古文書選』などの古文書関係の古本を出張にて買取りさせていただきました。
戦国大名や幕府・天皇関係、歴史に名を残した人物の書状などの古文書やそれに関する学術専門書は、日本史を研究する専門家や博物館・公文書館などから需要があります。

【当店取扱商品】
『公道 覆刻版 全4冊』西播地域皮多村文書研究会編 西播地域皮多村文書研究会／『簗田氏家譜と古文書』簗田英雄／『江戸明治庶民史料集成 番付・かわらばん 全3冊』中山栄之助ほか 柏書房／『花押薮 全2冊』丸山可澄編著 文献出版

書名：古文書時代鑑 全4冊
著者：東京大学史料編纂所編
出版社：東京大学出版会
発行年：昭和49年（1974）
備考：覆刻版 限定500部

古文書ほか書誌学に関する古本の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『書の紙 手漉画仙紙と料紙 日本・中国・韓国 全4冊』『古活字版史料 全2冊』『室町時代における出版文化の研究 全2冊』『平安仮名書状集』など古文書や古記録ほか書誌学に関する古本の出張買取も承っております。
『古今和紙譜 全2冊』『五山版の研究 全2冊』『金沢文庫資料の研究』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

書名：必携古典籍・古文書料紙事典
著者：宍倉佐敏編著
出版社：八木書店
発行年：平成23年（2011）
備考：別冊附録「繊維判定用和紙見本帳」「簀目測定帳」付

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東地方を中心に全国へ無料出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。詳しくは出張買取地域をご覧ください。1000冊、2000冊といった大量買取の場合は遠方の県へもお伺いしております。
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