横浜開港五十年史ほか横浜の歴史に関する古本を出張買取いたしました

書名：横浜居留地と異文化交流 19世紀後半の国際都市を読む
著者：横浜開港資料館・横浜居留地研究会編
出版社：山川出版社
発行年：平成8年（1996）

書名：横浜英仏駐屯軍と外国人居留地
著者：横浜対外関係史研究会・横浜開港資料館編
出版社：東京堂
発行年：平成11年（1999）

書名：横浜外国人居留地ホテル史
著者：澤護
出版社：白桃書房
発行年：平成13年（2001）

書名：横浜にあったフランスの郵便局 幕末・明治の知られざる一断面
著者：松本純一
出版社：原書房
発行年：平成6年（1994）

書名：ダブル・インパクト 明治ニッポンの美
著者：東京藝術大学大学美術館ほか編
出版社：芸大美術館ミュージアムショップ
発行年：平成27年（2015）

書名：ハマことば
著者：伊川公司
出版社：神奈川新聞社 かなしん出版
発行年：平成12年（2000）

書名：横浜開化錦絵を読む
著者：宗像盛久編
出版社：東京堂
発行年：平成12年（2000）

横浜ほか外国人居留地に関する専門書や錦絵は研究者から需要があります

政府が外国人の居留及び交易区域として特に定めた一定地域を「外国人居留地」といい、日本では主に安政5年（1858）に締結された安政五カ国条約（日米修好通商条約・日蘭修好通商条約・日露修好通商条約・日英修好通商条約・日仏修好通商条約）によって開港場・開市場に設置された居留地のことを指します。
築地・横浜・川口・神戸・長崎などに設置され、明治32年（1899）に青木周蔵（第2次山縣内閣外相）が尽力した条約改正によって外国人の「内地雑居」が認められたことで廃止になるまで存続しました。

横浜港は安政6年（1859）に正式開港し、4年かけて山下町を中心とする山下居留地が形成されます。当初は日本風の造りでしたが、慶応2年（1866）の豚屋火事で港崎遊郭や日本人町と共に焼き尽くされ、以後の居留地は西洋風の街並みへと変わりました。
横浜居留地には正式開港した時点で50名近くの外国人が居住したとされており、文久3年（1863）には西洋人だけで約170人が暮らしていました。

開港居留地は文明開化の拠点であり、西洋風の街並み・洋館・ホテル・教会堂などはハイカラな文化の象徴とされました。また、外国人居留地は領事裁判権・治外法権といった不平等条約とも密接に関係しており、近代日本を知る上でも重要な場所です。
そのため横浜や神戸、長崎といった外国人居留地に関する学術専門書などの古本や、当時の様子を知ることができる錦絵などの絵画資料は、研究者の方などから需要があります。

愛書館中川書房では『横浜市史 全33冊』『横浜復興誌 全4冊』『横浜市史稿 全11冊』『出島蘭館日誌 全3冊』『復興の東京と横浜』など横浜や長崎ほか外国人居留地の歴史に関する古本の出張買取を承っております。
以前には『日本文化交渉史 全6冊』『黒船談叢』『長崎居留地と外国商人』『長崎唐人の研究』『大阪川口居留地の研究』など江戸時代や明治時代の諸外国との外交・文化交流などの歴史に関する古本を出張にて買取りさせていただきました。

【当店取扱商品】

書名：集大成横浜浮世絵
著者：神奈川県立博物館編
出版社：有隣堂
発行年：昭和54年（1979）

書名：長崎古版画
著者：長崎美術同好会編
出版社：長崎文献社
発行年：昭和42年（1967）

浮世絵・錦絵・和本ほか古典籍の買取強化中！

このほか愛書館中川書房では『御開港横濱之全図』『横浜吉原細見記』『神奈川横浜二十八景之内』『横浜海岸鉄道蒸気車図』『名所絵入横濱新図』など和本・古典籍・浮世絵・錦絵・古地図の出張買取も承っております。
『横浜地名案内』『横浜開港見聞誌 全3冊』『改良横浜明細全図』『横浜異人館之図』などお手元に気になる品がありましたらお気軽にご相談ください。

愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に全国へ出張買取にお伺いしております（内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります）。江戸時代・明治時代・大正時代といった戦前の古い書物から、近年刊行された学術専門書や全集・作品集など幅広い分野の古本の出張買取を承っております。詳しくは取扱分野をご覧ください。
出張買取のご予約は下記の買取専用フリーダイヤルから受け付けております。ご不明点などもお気軽にお電話ください。
【古本出張買取専用フリーダイヤル　0120-489-544】