安藤鶴夫の直筆書簡を出張買取いたしました
直木賞受賞作家であり落語や歌舞伎などの評論家でもあった安藤鶴夫直筆の書簡を出張にて買取りさせていただきました。貴重な品をお譲りくださりありがとうございました。
- 出張買取
- 2018年4月5日
地 域 | 東京渋谷区 |
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買取分野 |
【商品詳細】
作家・小説家の書簡は研究者や愛好家の方から喜ばれます
安藤鶴夫は浄瑠璃の一種である義太夫節を始めた竹本義太夫の8代目竹本都太夫の息子として明治41年(1908)に浅草で生まれ、昭和14年(1939)に東京新聞の前身である都新聞社へ入社後は落語や文楽といった演芸を批評する記事を執筆しました。昭和24年(1949)に『落語鑑賞』が出版されてからは、文楽の話芸を活字で再現したことを含めて寄席評論家としての評価を確立します。そして大正時代以降に創作された「新作落語」が主流であった戦後において、江戸時代や明治時代に作られた「古典落語」を再評価したことで演芸評論の重鎮となったほか、寄席ではなくホールで落語を聞くという形式の定着にも一役買いました。著作には『巷談本牧亭』『年年歳歳』『安藤鶴夫作品集 全6冊』などがあり、『井上安治 東京眞畫名所図解』『寿多袋 全31冊』などにも関わっています。
こちらの書簡は安藤鶴夫によるものですが、愛書館中川書房では作家や画家、そのほか名家の直筆(肉筆)の手紙・葉書・書簡・草稿・原稿・色紙・短冊といった紙ものの出張買取を承っております。
夏目漱石・森鴎外・谷崎潤一郎・正岡子規・国木田独歩・会津八一などの文学関係者、柳宗悦・岸田劉生・鏑木清方・北大路魯山人などの美術関係者が記した書簡や葉書、文学作品の草稿・原稿などは研究者や愛好家の方から喜ばれる品ですので、ご自宅やご実家に眠っているものがございましたらお気軽にご相談ください。以前には木下杢太郎(太田正雄)が斎藤茂吉に宛てた直筆の書簡や作家・スポーツ選手・政治家などの直筆の色紙などを出張にて買取りさせていただきました。
書簡ほか紙ものの買取強化中!
このほか愛書館中川書房では葉書や書簡、草稿といった直筆のものだけでなく、和本・浮世絵・錦絵・木版画・古地図・掛軸といった古典籍、戦前の絵葉書・ポスター・カタログ・パンフレット・チラシ・古い写真など、紙ものと言われる品の出張買取も承っております。
【当店取扱商品】
書名:東京三井組ハウス 東京名所海運橋五階造真図 3枚続
著者:一曜斎国輝(二代目歌川国輝)写筆
出版社:伊勢屋兼吉
発行年:明治期
日本郵船貨客船「白山丸」ディナーメニュー表
昭和6年3・4月
愛書館中川書房は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東を中心に日本全国へ無料で出張買取にお伺いしております(内容・量・地域によっては出張や買取りができない場合があります)。こちらの買取事例は紙ものでしたが、愛書館中川書房では様々な分野の古本の出張買取も承っております。詳しくは取扱分野をご覧ください。出張買取のご予約・ご相談につきましては、下記の買取専用フリーダイヤルへお電話ください。
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