遠藤周作ほか署名本・初版本など文学書の古本を出張買取致しました
文学書の署名本(サイン本)・初版本などの古本を出張買取りいたしました。帯付で函やカバーが綺麗な初版本をお譲りくださりありがとうございました。
サイン本や署名本は蒐集家も多く、通常の初版本よりプレミアムが付くものが多いです。署名本(サイン本)には識語が書かれているものもあり、こちらは蒐集家の方により一層喜ばれます。なお、同じ署名本(サイン本)でも献呈署名入(宛名付のもの)は価値が下がります。
- 出張買取
- 2017年5月12日
地 域 | 神奈川横須賀市 |
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買取分野 |
【商品詳細】
上記3枚の写真の古本はすべて著者の署名入初版本です。
『死海のほとり』 遠藤周作 新潮社 昭和48年(1973)初版 署名・識語入
『手鎖心中』 井上ひさし 文藝春秋 昭和47年(1972)初版 署名入
『夏の闇』 開高健 新潮社 昭和47年(1972)初版 署名・識語入
『愛の生活』 金井美恵子 筑摩書房 昭和43年(1968)初版 署名入
『盆栽老人とその周辺』 深沢七郎 文藝春秋 昭和48年(1973)初版 署名入
『漂白視界』 小川国夫 冬樹社 昭和47年(1972)初版 署名入
『疑問符で終る話』 後藤明生 河出書房新社 昭和48年(1973)初版 署名入
『月山』 森敦 河出書房新社 昭和49年(1974)初版 署名入
『円陣を組む女たち』 古井由吉 中央公論社 昭和45年(1970)初版 署名入
『北の岬』 辻邦生 筑摩書房 昭和45年(1970)初版 署名入
初版本は骨董品と同じように付属品が重要となります。帯はコーヒーカップにおける取っ手のようなもので、函・カバー・帯などが綺麗な状態でないと買取りができません。特に作家が有名になる前の私家版(自費出版)の本や、まだ発行部数が少ない初期の頃の作品などの古本はコレクター商品として取引されております。
『太陽と鉄』 三島由紀夫 講談社 昭和43年(1968)初版
『星と砂と』 瀧口修造 書肆山田 昭和48年(1973)初版
『夢の逃亡』 安部公房 徳間書房 昭和43年(1968)初版
『捨子物語』 高橋和巳 河出書房 昭和33年(1958)初版
『水』 古井由吉 河出書房新社 昭和48年(1973)初版
『幽霊はここにいる』 安部公房 新潮社 昭和34年(1959)初版
『砧をうつ女』 李 恢成 文藝春秋 昭和47年(1972)初版
『見知らぬ旗』 中井英夫 河出書房新社 昭和46年(1971)初版
『岬』 中上健次 文藝春秋 昭和51年(1976)初版
『海を感じる時』 中沢けい 講談社 昭和53年(1978)初版
文学関係のサイン本・署名本・初版本は蒐集家が多く人気があります
こちらの買取事例では近代文学作品の署名本(サイン本)や初版本を出張にて古本買取りさせていただきました。愛書館中川書房では上記に挙げた作品・作家以外にも、多数の近現代作家の署名本(サイン本)や初版本などの文学関係の古本を出張買取りさせていただいております。
たとえば今回『太陽と鉄』を買い取らせていただいた三島由紀夫の場合は、過去に『宝石売買』『岬にての物語』『仮面の告白』『魔群の通過』『真夏の夜の夢』『花ざかりの森』などの初版本を出張買取りさせていただきました。戯曲『黒蜥蜴』や『橋づくし』などの署名入限定版も取り扱います。過去には某作家宛の献呈署名入『金閣寺』の古本も出張買取りいたしました。
このほか、三島由紀夫以外にも遠藤周作『フランスの大学生』『恋の絵本』、開高健『裸の王様』『輝ける闇』、夏目漱石『文学評論』『吾輩は猫である』、石川啄木『悲しき玩具』、宮澤賢治『春と修羅』、中原中也『山羊の歌』、与謝野晶子『みだれ髪』『小扇』といった初版本・署名本(サイン本)、『決定版 三島由紀夫全集44冊』(平成12年頃発行)や『新校本 宮沢賢治全集19冊』(平成7年頃発行)といった全集の古本も出張買取りさせていただきます。
【当店取扱商品】
書名:仮面の告白 三島由紀夫書下ろし長篇小説
著者:三島由紀夫
出版社:河出書房
発行年:昭和24年(1949)
書名:川端康成全集 全37冊
著者:川端康成
出版社:新潮社
発行年:昭和55年(1980)
書名:乙女の港
著者:川端康成
出版社:実業之日本社
発行年:昭和13年(1938)初版
書名:第二の接吻
著者:菊池寛
出版社:改造社
発行年:大正14年(1925)初版
書簡・自筆原稿・色紙・掛軸などの「紙もの」も買取強化中!
また、愛書館中川書房では作家が残した葉書や書簡、草稿などの自筆原稿や自筆ノート、色紙・掛軸・短冊といった「紙もの」も取り扱っております。「紙もの」の出張買取りについては取扱分野をご覧ください。
※「紙もの」とは紙にかかれたもの、紙に印刷されたものの総称です。
以前には芥川龍之介が友人へ送った書簡や開高健の色紙、上林暁『なつかしき本』草稿など、大変貴重な品をお譲りいただきました。 もしお手元に気になる「紙もの」がございましたら是非一度、愛書館中川書房にご相談ください。
木下杢太郎書簡(斎藤茂吉宛)
こちらの買取事例でお伺いしたのは、芥川龍之介や立原正秋などが一時期住んでいたことで知られる横須賀市でしたが、愛書館中川書房は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県を中心に全国どこでも無料で古本を出張買取いたしております。 経験豊富な店主または店長が自ら査定・古本買取りに伺うため安心してお任せいただけます。詳しくは買取の流れをご覧ください。
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※一部商品において、お引取り等が出来ない商品もございますことをご了承ください。