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叢書『改定 史籍集覧』など歴史(日本史)関係の古書を出張買取いたします
愛書館中川書房では、『改定 史籍集覧』など歴史(日本史)に関する叢書の古書を買取りしております。
書名:改定 史籍集覧 全44冊
著者:近藤瓶城編纂
出版社:臨川書店
発行年:昭和58年(1983)
『改定 史籍集覧 全44冊』と一緒に買取りさせていただいた歴史関係の古書については「群馬県太田市にて歴史叢書『史籍集覧』ほか6部屋分の古本を大量出張買取」にてご紹介しております。
『史籍集覧』ほか歴史(日本史)関係の叢書・史料集などの古書は研究者などから需要があります
『史籍集覧』とは幕末・明治時代の日本の漢学者にして三河国岡崎藩の儒学者でもあった近藤瓶城が、平安時代から江戸時代末期にかけての記録・史書類を蒐集・編纂した史料叢書です。
明治14年(1881)から明治18年(1885)にかけて近藤瓶城の自宅で設立された近藤活版所から刊行されました。通記類36種、編録類96種、類聚類5種、雑纂類201種、以伝類6種で構成されています。また、明治26年(1893)から明治31年(1898)に続編(史書74種)、明治33年(1900)から明治36年(1903)に正編の改訂増補版(全465種)が刊行されました。なお、近藤瓶城は明治34年(1901)に亡くなったため、改訂増補版である『改定史籍集覧』は近藤瓶城の子である近藤圭造が引き継ぎました。室町時代や江戸時代の覚書や合戦記、随筆などが多く収められたほか、和装本であった『史籍集覧』『続史籍集覧』と異なり、洋装本で全33冊が刊行されました。
『改定史籍集覧』は戦後にいくつか復刻版が刊行されますが、そのうち近藤活版所の版を復刻したのが臨川書店から昭和58年(1983)から昭和59年(1984)に刊行された全33冊になります。その後も昭和35年(1960)から昭和48年(1973)に『続史籍集覧』も洋装本の全10冊で臨川書店から刊行され、昭和59年(1984)には「除目大成抄」1冊が新しく加えられました。
近藤瓶城は江戸時代の国学者である塙保己一が編纂した国学・国史を主とする一大叢書『群書類従』に収録されなかった史籍の編集を企画し、歴史・地理・法制・文学・美術・宗教など様々な史料を収録しました。
大正時代に『続群書類従』の刊行が開始されたため重複も少なくありませんが、戦国時代前後の合戦記が多く収められている点が史料叢書として評価されており、『国史大系』『群書類従』とともに国史(日本史)関係の三大叢書といわれています。歴史学・国学・国文学などの学術的な研究に必要不可欠といえる古書です。
【当店取扱書籍】
書名:新訂増補国史大系 全66冊
出版社:吉川弘文館
発行年:昭和40年(1965)
書名:増補史料大成 正続 全98冊
出版社:臨川書店
発行年:昭和50年(1975)
叢書・史料集・学術専門書など歴史(日本史)に関する古書の買取強化中!
愛書館中川書房では『改定 史籍集覧 全44冊』のような史料叢書のほか、史学者による著作集、研究内容をまとめた学術専門書など歴史(日本史)に関する古書の出張買取を承っております。
【買取事例】
「茨城県古河市にて『大日本近世史料』ほか歴史(日本史)の古書を大量出張買取」
「『戦史叢書』ほか歴史(戦争・軍事)関係の古書を出張買取いたしました」
書名:大日本近世史料 既刊分
著者:東京大学史料編纂所
出版社:東京大学出版会
発行年:昭和30年(1955)
書名:戦史叢書 全104冊
出版社:朝雲新聞社
発行年:昭和41年(1966)
『大日本史料 既刊分』『日本史籍協会叢書 全293冊』『新版 系図纂要全33冊』『縄文時代の考古学 全12冊』『平安時代史事典 全3冊』『江戸幕府役職武鑑編年集成 全36冊』『戦国武士と文芸の研究』『明治天皇紀 全13冊』など、お手元に気になる本がありましたらお気軽にご相談ください。
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カテゴリ:取扱書籍 > 歴史・戦争・江戸東京など
2022年2月19日
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