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東京都文京区にて展覧会「竹久夢二 心に残る風景を探して ―自然、旅、東京の景色を描く―」が開催されます。

9月29日(金)より竹久夢二美術館(東京都文京区弥生)にて「竹久夢二 心に残る風景を探して ―自然、旅、東京の景色を描く―」が開催されます。

竹久夢二 心に残る風景を探して ―自然、旅、東京の景色を描く―

会場:竹久夢二美術館(東京都文京区弥生2-4-2)
会期:9月29日(金)~12月24日(日)
休館日:月曜日
    ※10月9日(祝月)開館、翌10月10日(火)休館
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30まで)
入館料:一般900円 大・高生800円 中・小生400円
    ※弥生美術館と共通

竹久夢二(1884-1934)は「夢二式美人画」とよばれる美人画で有名な芸術家であり、大正ロマン(大正時代の雰囲気を伝える思潮や文化事象)を象徴する存在として高く評されています。詩人・絵本作家・随筆作家・歌人という様々な顔を持ち、書籍の装幀や広告宣伝物、日用雑貨のほか、浴衣などのデザインも手がけるなど幅広く活躍しました。
明治38年(1905)、21歳でデビューした夢二は以後コマ絵や挿絵を数多く発表していきます。日本の郷愁と西欧のモダ二ズムを自在に表現した作風によって日本画・油彩画・水彩画・木版画などの制作を行い、感傷的な画風の「夢二式美人画」を確立していきます。明治42年(1909)には最初の著書『夢二画集 春の巻』が刊行されベストセラーとなりました。現代においても夢二の画集・詩文集・童話は様々な装丁で刊行されています。
その一方、夢二は自然を愛して旅を重ね、山をはじめとする情趣豊かな風景画を数多く制作しています。しかし世間は「夢二式美人画」を求めたため、こちらはあまり受け入れられませんでした。
今回開催される展覧会「竹久夢二 心に残る風景を探して ―自然、旅、東京の景色を描く―」ではそんな夢二の眼と心を通して表現された風景の世界に焦点を当て、日本画や水彩画、スケッチなどが展示されます。

〈展示作品〉
「猪苗代の秋」「浅草公園千束池」「湖上の月」
「京都高台寺北門」「モントレーの丘から」
「セノオ楽譜『故郷の廃家』」「童話劇『春』舞台面」  ほか

弥生美術館にて「はいからさんが通る」 展も同時開催!

竹久夢二美術館と同じ敷地内にある弥生美術館では同じ会期に「はいからさんが通る」 展が開催されます。

「はいからさんが通る」 展 ~大正♡乙女らいふ×大和和紀ワールド!~
会場:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)
会期:9月29日(金)~12月24日(日)
休館日:月曜日
    ※10月9日(祝月)開館、翌10月10日(火)休館
開館時間:10:00~17:00(最終入館16:30まで)
入館料:一般900円 大・高生800円 中・小生400円
    ※竹久夢二美術館と共通

こちらは1975年に漫画家・大和和紀が描いた「はいからさんが通る」の原画とともに、大正時代から昭和時代初期にかけての女学生や職業婦人などの女性文化を当時の資料から紹介していく展覧会です。
また、大和和紀の代表作である「あさきゆめみし」「イシュタルの娘~小野於通伝~」「ヨコハマ物語」はもちろんのこと、貴重な初期作品も含む原画約200点が展示されます。

版画・リトグラフほか日本美術関係の古書を買取強化中!

愛書館中川書房では、竹久夢二ほか日本の版画家に関する古書の買取りも承っております。版画やリトグラフなどの絵画、画家の作品集(画集)や研究書に関する古書など、お手元に気になる品がありましたら下記の買取専用フリーダイヤルまでお気軽にお電話ください。
【古書出張買取専用フリーダイヤル 0120-489-544】

カテゴリ:即売会・展覧会情報

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