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令和5年5月、神田祭(神田明神祭)が4年ぶりに復活!
江戸総鎮守として名高い神田明神(千代田区外神田2丁目)の一大行事「神田祭」が、令和5年(2023)5月に4年ぶりに開催されます。
神田明神・神田祭とは?
奈良時代に創建されたと伝わる神田明神は正式名称を神田神社といい、縁結びの大己貴命、商売繁盛の少彦名命、除災厄除の平将門命という三柱を祀っています。
江戸時代に現在の地に遷座され、江戸総鎮守として人々から尊ばれました。現在は神田のほか秋葉原や日本橋、大手町など108の町内会の総氏神となっています。
そんな神田明神で隔年5月に催されるのが、「江戸三大祭り」「日本の三大祭り」のひとつに数えられる神田祭です。神田明神祭とも呼ばれます。元々は山車を引くお祭りでしたが、近代に入ってからは路面電車や電信柱の影響で通行が難しくなり、関東大震災や太平洋戦争の影響で全ての山車が焼失してしまったため、現在は町神輿となっています。
神田祭は鳳輦神輿遷座祭、氏子町会神輿神霊入れ、神幸祭、御輿宮入、例大祭などで構成され、およそ1週間かけて開催されます。
令和5年神田祭の詳細
会場
神田明神周辺
(東京都千代田区外神田2丁目)
神幸祭・附け祭・神輿宮入の巡行路については神田祭の公式サイトをご確認ください。
日程
5月11日(木)
19:00「鳳輦神輿遷座祭」
祭神三柱の御神霊を社殿から鳳輦(鳳凰の飾りがついた神輿)・神輿に遷す神事です。
5月12日(金)
夕方「氏子町会神輿神霊入れ」
氏子町会の大小200基の神輿に、御神霊を遷す神事です。
5月13日(土)
終日「神幸祭」
神田明神の祭神三柱を乗せた鳳輦・神輿と氏子町会の神輿が神田や秋葉原、丸の内・大手町などを回り、約30kmを練り歩きます。
14:45「附け祭」
江戸時代に最も人気があった出し物です。当時の流行(例えば能や浄瑠璃の演目)を大きな張りぼての人形や仮装などで表現しながら、神幸祭の行列に加わり練り歩きます。
16:00「神幸祭神輿宮入」
神幸祭で巡行した鳳輦や神輿が神田明神へと戻ってきます。なお氏子町会の神輿は翌日にかけて宮入が行われます。
5月14日(日)
終日「神輿宮入」
神幸祭で練り歩いた氏子町会の神輿が、神田の町を練り歩きながら神田明神に集まります。神田祭においてもっとも見ごたえがあると言われています。
5月16日(火)
11:00「表千家家元奉仕献茶式」
表千家家元が境内で濃茶と薄茶を点て、神前に奉納します。境内に観覧席が設けられます。
18:00「明神能・幽玄の花」
境内の特設舞台にて、雅楽演奏や巫女舞、金剛流の薪能が奉納されます。神田明神雅楽部による雅楽演奏、奈良大学教授による演目解説、素謡「神歌」、狂言「文荷」、仕舞「高砂」、能「乱」で構成され、20:00過ぎに終演予定です。
5月17日(水)
14:00「例大祭」
神田明神において最も大切な神事です。献饌・宮司祝詞奏上・巫女舞・献幣・玉串拝礼で構成され、日本の繁栄・平和、氏子の無事・安全が祈願されます。
神田祭の開催期間中は、神田明神周辺が大いに盛り上がります!ご興味がありましたら是非足をお運びください。
神田神保町駅から徒歩3分、愛書館中川書房神田神保町本店へのご来店もお待ちしております。
カテゴリ:即売会・展覧会情報
2023年5月13日
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